現在高齢者は増加しつつあり、介護施設は特別養護老人ホームのような大規模なもにも、小規模のグループホームにも、入所希望者はたくさんいます。人気の施設に対しては、100人以上もの高齢者が待機しているところもあるほどです。しかし、それに反して介護職員はネガティブなイメージを持たれやすく、実際人手不足でもあるため、常に求人があると言っても過言ではない状態にあります。

介護の仕事内容は、入所者の着替えの手伝いや、食事や入浴の介助、トイレへの誘導やおむつ交換など、身の回りの世話が主体であり、女性が得意とする作業が多いのが特徴です。事実、介護職員のうち女性の占める割合はかなり高いと言われています。人間を相手にする仕事だけに、時には気難しい高齢者の対応に苦労することもありますが、一日の大半を一緒に過ごす介護職員さんを頼りにする方は多く、ちょっとした気遣いを喜んでくれたり、話し相手をしてくれることを楽しみにしている方もいるようです。

家庭では介護をしてくれる人がいない場合や、あるいは老老介護になってしまい、十分な介護が受けられなかったという方が、介護施設に入ったお陰で、栄養価の高い食事を取れるようになったり、メリハリのある暮らしが送れるようになって、見違えるように元気になったという例は数多くあります。笑顔が戻った入所者の方々を見るのは、働く側としても嬉しいものです。このように、今や介護の仕事は必要性が高く、やりがいのある仕事であるため、多くの人に苦労以外の部分ももっと注目してもらいたいものです。>>>参考になるサイト:介護職でやりがいを感じよう